港湾や河口のシーバスゲームで使われるミノーがシマノ サイレントアサシン フラッシュブーストです。ボディ内部にスプリングで吊るした反射板があり、ルアーを止めていても光り続けるのが特徴です(公式)。結論から言うと、迷ったらまず99FのNマイワシがおすすめです。
シマノ サイレントアサシン フラッシュブーストとは?止めても光るシーバスミノー
サイレントアサシン フラッシュブーストは、シマノのシーバスブランド「エクスセンス」のミノーに、フラッシュブースト機構を載せたシリーズです。公式によると、ボディ内部にスプリングで反射板を吊るしてあり、ロッドアクションなどの振動で反射板が揺れ、ルアーを動かさないドリフト中にも小刻みなフラッシングで誘い続けます。巻いて動きで見せるだけでなく、止めた時間にも光で見せられるのが強みです。サイズは80・99・120・129・140の5つです。
サイレントアサシンのフラッシュブーストとジェットブーストの違い
結論:ジェットブーストは「遠くへ投げて、着水後すぐに泳がせる」ための重心移動の仕組み、フラッシュブーストは「止めていても光らせる」ための反射板の仕組みです。働く場面が違うので、2022年に出た99のフラッシュブーストには両方が入っています(シマノ公式の製品ページ)。
| 項目 | ジェットブースト | フラッシュブースト |
|---|---|---|
| 何のための仕組み | 飛距離を伸ばし、着水後すぐ泳ぎ出させる | ルアーを動かしていない時も光で誘う |
| 中の作り | 重心移動のおもりを、貫通シャフトとバネで支える | スプリングで反射板(ミラープレート)を吊るす |
| 働くタイミング | 投げている間と着水の直後 | 止めている時や、流れ・波で動きが止まった時(動いている時も揺れる) |
ジェットブーストは、投げるとおもりが後ろへ動いて勢いをつけ、飛んでいる間にバネの力で前へ戻る仕組みです。着水した時にはおもりが元の位置にあるので、巻き始めからすぐ泳ぎます(シマノ公式)。
ジェットブースト版とフラッシュブースト版の見分け方(品番)
同じ「サイレントアサシン 99F」でも、ジェットブースト版とフラッシュブースト版は別の製品で、品番が違います。通販で選ぶときは品番を見ると確実です。
| タイプ | ジェットブースト版 | フラッシュブースト版 |
|---|---|---|
| 99F(浮く) | XM-199N | XM-199V |
| 99S(沈む) | XM-299N | XM-299V |
| 99SP(その場にとどまる) | XM-099P | XM-999V |
重さの公式値は、99F(14g)と99S(17g)は両方とも同じで、99SPだけジェットブースト版15g・フラッシュブースト版16gと違います。
ジェットブーストとフラッシュブースト、どっちを選ぶ?
止めたり、流れに漂わせたりする時間が長い釣り方なら、反射板が働くフラッシュブースト版が仕組みを生かせます。巻き続ける釣り方が中心なら、反射板の無いジェットブースト版も候補です。ジェットブースト版のカラーとサイズはサイレントアサシン おすすめカラー5選と使い分けにまとめています。
サイレントアサシン以外のフラッシュブースト搭載ルアー
フラッシュブーストはシマノの機構の名前で、サイレントアサシン以外のミノーやエギにも入っています(シマノ公式サイトに製品ページがあるもの)。
- シャローアサシン 99F フラッシュブースト(浅い場所向けのシーバスミノー):シャローアサシン99F おすすめカラー5選と使い分け
- ダイブアサシン 80S フラッシュブースト(シーバスミノー)
- 熱砂 ヒラメミノー 135F/135S フラッシュブースト(サーフ用ミノー):熱砂 ヒラメミノー完全ガイド
- セフィア クリンチ フラッシュブースト(エギ):セフィア クリンチ おすすめカラー5選
サイレントアサシン フラッシュブーストのサイズ一覧と使い分け(80・99・120・129・140)
| モデル | サイズ | 出しどころ |
|---|---|---|
| 80F/80S | 80mm/F10g・S12g | 港湾・小さいベイト |
| 99F/99S/99SP | 99mm/F14g・S17g・SP16g | 港湾の標準(この記事のカード) |
| 120F | 120mm/19g | 河川・港湾で一回り大きく |
| 129F/129S | 129mm/F24g・S26g | 河口・サーフ(フック3本) |
| 140F/140S | 140mm/F25g・S28g | 河口・サーフ・大きいベイト(フック3本) |
シマノ サイレントアサシン フラッシュブーストのおすすめカラー5選
結論:サイレントアサシン フラッシュブーストのおすすめカラーは「Nマイワシ」「Aボラ」「チャート」「Aレッドヘッド」「Tクリアイワシ」の5色です。それぞれの使いどころと選び方の根拠を以下で解説します。
フラッシュブーストは止めていても反射板が光り続けるのが最大の武器。「動かさない時間」で食わせるルアーなので、カラーも水色と光量に合わせて選び分けます。
Nマイワシ|デイの澄み潮で使う基準
ナチュラル寄りのマイワシ柄にフラッシュブーストの明滅を組み合わせた基準カラー。ベイトが目視できる澄んだ水で、群れに紛れ込ませながら反射だけを効かせられます。
| 天候・光量 | 晴れ ◎/曇り ○/雨 △ |
|---|---|
| 時間帯 | 日中 ◎/朝マズメ ◎/夕マズメ ○/ナイト ○ |
| 潮・水色 | 澄み潮 ◎/ささ濁り ○/強濁り △ |
| ベイト | マイワシ・カタクチ |
| こんな時に | ベイトが見えている時/1投目の基準色/プレッシャーの高い港湾 |
使い方のコツ:ハンドル1回転/秒前後のスローリトリーブで明滅を活かします。ジャーク後のステイを長く取ると、止まっていても光り続ける強みが出ます。
口コミ要約:「まずこれで反応を見る」「止めても光るのが効く」と、基準カラーとして支持されています。
Aボラ|河口の濁りとボラパターン
アピール寄りのボラ柄で、濁った水でもシルエットが自然に出る配色。雨後の河口や夕マズメのように水色が変わる場面で強さを発揮します。
| 天候・光量 | 雨 ◎/曇り ◎/晴れ ○ |
|---|---|
| 時間帯 | 夕マズメ ◎/ナイト ◎/日中 ○ |
| 潮・水色 | ささ濁り ◎/強濁り ◎/澄み潮 ○ |
| ベイト | ボラ・ハク |
| こんな時に | 雨後の河口/ボラが跳ねている時/ベイトが目視できない時 |
使い方のコツ:流れに乗せるドリフトが本命。ラインを送り込んで泳がせすぎず、漂わせる時間を長く取ってください。
口コミ要約:「濁った日に効く」「夕方の河口で強い」と、ボラパターンでの評価が集まっています。
チャート|強濁りとナイトの視認性
水中で目立ちやすい蛍光色。雨後の泥濁りや照明のない場所で、「まず気づかせる」ための1本になります。
| 天候・光量 | 雨 ◎/曇り ◎/晴れ △ |
|---|---|
| 時間帯 | ナイト ◎/夕マズメ ◎/日中 ○ |
| 潮・水色 | 強濁り ◎/ささ濁り ○/澄み潮 △ |
| ベイト | ベイト不明時のアピール |
| こんな時に | 雨後の泥濁り/照明のない河川/他の色で反応が無い時 |
使い方のコツ:濁りが強いほどスローに、魚の目の前を通す時間を長く取ります。ストラクチャー際をタイトに通すと反応が集中します。
口コミ要約:「夜の濁りで唯一無二」「魚から見えやすい」と、悪条件でのリリーフ役として支持されています。
※99Fのチャートは、2026年10月8日時点で在庫のある出品が見つかりません。サスペンドの99SPのチャートには在庫があります(008はゴールドプレート)。
Aレッドヘッド|迷った夜のコントラスト
赤白のはっきりしたコントラストで、光量が乏しくてもシルエットで存在を伝えられる古典的カラー。フラッシュブーストの明滅と合わせて、暗い場所でも二段構えで効かせられます。
| 天候・光量 | 曇り ◎/雨 ◎/晴れ ○ |
|---|---|
| 時間帯 | ナイト ◎/夕マズメ ◎/日中 ○ |
| 潮・水色 | ささ濁り ◎/強濁り ◎/澄み潮 ○ |
| ベイト | シルエット重視(ベイト不問) |
| こんな時に | 色に迷った夜/照明のないエリア/初場所のナイト |
使い方のコツ:夜はレンジを刻むより、同じレンジをコースを変えて通すほうが効率的です。橋脚やヨレを丁寧に通してください。
口コミ要約:「迷ったらレッドヘッド」「夜の鉄板」と、汎用性の高さで支持が続いています。
Tクリアイワシ|スレた魚に効く透過系
クリアボディの透過感で存在感を落とし、フラッシュブーストの明滅だけを見せられる食わせ系。人が多く入る港湾や澄み潮のナイトで、ナチュラル系を見切られた時に試したい色です。
| 天候・光量 | 晴れ ○/曇り ◎/雨 ○ |
|---|---|
| 時間帯 | ナイト ◎/日中 ○/夕マズメ ○ |
| 潮・水色 | 澄み潮 ◎/ささ濁り ○/強濁り △ |
| ベイト | マイワシ・キビナゴ |
| こんな時に | プレッシャーの高い常夜灯周り/バイトが浅い時/ナチュラル系で見切られた後 |
使い方のコツ:デッドスローで明暗の境目をゆっくり通します。アタリが浅い時はさらに速度を落とし、レンジを10cm単位で刻んでください。
口コミ要約:「スレた魚にも口を使わせる」「透過感が異次元」と、食わせ役としての評価が高いカラーです。
※2026年10月時点のシマノ公式では、Tクリアイワシは99のカラーには無く、80F/80Sと120Fのカラーです。上のカードは価格の出る出品が見つからないため、在庫のある80Fを載せます。
フラッシュブーストは意味ない?効果が出る場面と夜の光り方
結論:フラッシュブーストの反射板は巻いている時も揺れますが、ほかのミノーとの違いが出るのは、止めた時や流れに漂わせた時です。止まっている間も反射板が揺れて光り続けるのがこの仕組みの特徴なので(シマノ公式)、止める・漂わせる時間を入れない使い方では、その違いが出る場面が少なくなります。
フラッシュブーストの効果(シマノ公式の説明)
シマノは、ルアーが動くたびに反射板が揺れて光を乱反射し、ルアーが止まった後も揺れ続けると説明しています。想定している場面は、止めて食わせの間を取る時のほか、波でルアーが持ち上げられた時や、流れや巻く速さの変化でルアーの動きが止まった時です。こうした「動きが止まった瞬間」にも、光で誘い続けるための仕組みです。
夜のシーバスでもフラッシュブーストは光る?
まわりに光があれば光ります。反射板(ミラープレート)は自分で光る部品ではなく、まわりの光を反射してきらめく鏡のような板だからです。夜は常夜灯や月明かりなど、光がある場所ほど反射が出ます。光がほとんど無い暗い場所では、反射する光そのものが少なくなります。この記事で夜向きに挙げたAレッドヘッドやチャートは、反射だけに頼らず、色やシルエットで目立たせるための選び方です。
フラッシュブーストで釣れない時は?
止める・漂わせる時間を入れているか、光の無い場所で反射だけに頼っていないかを見直します。止める時間の入れ方は下の「使い方」の章に、止めた時に浮くか沈むか(F・SP・S)は同じ章の図にまとめています。
全カラー・全サイズで最安値を検索
下表の「検索」ボタンを押すと、そのカラー×サイズの最安値検索ページへ移動します。掲載しているのは楽天・Yahoo!で取り扱いを確認できた組み合わせのみです。
80S/80F
| カラー | 最安値 |
|---|---|
| Aメラメラコノシロ | 検索 |
| Aボラ | 検索 |
99F/99S/99SP
| カラー | 最安値 |
|---|---|
| Tクリアイワシ | 検索 |
| Nマイワシ | 検索 |
| チャート | 検索 |
| Aレッドヘッド | 検索 |
シマノ サイレントアサシン フラッシュブーストの使い方|釣果を伸ばす3つのコツ
ただ巻きが基本
サイレントアサシンの基本はスローなただ巻き。ハンドル1秒1回転から始めて、反応が渋ければ止めてフラッシュブーストで見せる時間を入れます。
ストップ&ゴーで止めを効かせる
5〜10回巻いて2〜3秒止める、この繰り返しがフラッシュブーストの真価を発揮します。止めている間も反射板が揺れて光り、アピールが続きます。
リトリーブ速度で表現を変える
デッドスローはバチ・アミ、スローはイワシ、ミドルはサッパ・コノシロ。ベイトの遊泳速度に合わせるとリアリティが増します。
関連記事: シーバス王道系はタックルハウス K-TENのおすすめカラー5選も参考にしてください。
釣った魚を美味しく持ち帰るなら: 釣り用クーラーボックスの選び方完全マニュアル【容量・断熱・釣り種で選ぶ】もあわせてどうぞ。
よくある質問(FAQ)
最初の1本はどれを買えばいいですか?
99FのNマイワシがおすすめです。港湾の標準サイズで、ナチュラルなマイワシ柄は澄んだ水で最初に投げる基準色になります。
F・S・SPの違いは?(99F・99S・99SPの選び方)
Fはフローティング(浮く)、Sはシンキング(沈む)。99にはその中間のSP(サスペンド)もあります。表層を引くならF、止めてその場で見せたいならSP、水深がある場所や流れの強い場所はSと使い分けます。
99SPのフラッシュブーストはどんなモデル?
止めた時にその場にとどまりやすいよう浮力を合わせた、サスペンドの99です(16g・フック#5×2)。シマノは、もっとブリブリ泳ぐ99がほしいという声に応えて、食わせの間を取るサスペンドに仕上げたモデルと説明しています。浮力は春先の河口に近い汽水域で合わせてあり、水の塩分や水温、使うスナップによっては浮いたり沈んだりすることがある、とも書かれています。
フラッシュブーストの反射板は壊れる?
耐久性について、この記事ではメーカーの数値を確認できていません。反射板はスプリングで吊られている部品なので、岩に強く当てたり、根掛かりを無理に引っ張ったりしないよう、ていねいに扱うと安心です。
何号のPEラインを使いますか?
PE 1〜1.2号+リーダー20lbが標準。港湾なら0.8号まで細くしても問題ありません。
号数の決め方はシーバスPEラインは何号?太さ・長さとおすすめ5選で詳しく説明しています。
まとめ:迷ったらこの1色!
サイレントアサシン フラッシュブーストのカラーに迷ったら、まずは99FのNマイワシから。AボラとAレッドヘッドを加えた3色で、日中・濁り・夜に対応できます。止めても光るフラッシュブーストを、次の釣行で試してください!
サイズごとの使い分けは99F・120F・140Fの比較記事にまとめています。
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