1987年に生まれた重心移動システムを積むミノーが、タックルハウスのK-TENシリーズです。シーバスで使われる「ブルーオーシャン」は1988年から続くモデルで、30年以上たった今も現行品として売られています。結論から言うと、迷ったらまずBKF140のレッドヘッドからがおすすめです。
タックルハウス K-TENとは?重心移動システムのミノー
K-TENは、タックルハウスが1987年に発売した全自動重心移動機構「K-TENシステム」を積むルアーのシリーズで、シーバスで使われるブルーオーシャン(BKF)は1988年に登場しました(公式)。投げる時は重心をテールへ、巻くと頭側へ移して磁石で固定し、飛距離と泳ぎを両立します。派手なアクションで魅せるルアーではなく、ナチュラルなロールでベイトそのものに見せることで、スレたシーバスにも口を使わせる名機です。
タックルハウス K-TENのモデル/サイズ別使い分け
| モデル | サイズ | 出しどころ |
|---|---|---|
| BKF115 | 115mm/19.5g | 140と並び、磯・サーフ・ボート・河川を問わず(公式) |
| BKF140 | 140mm/28g | ファーストモデル。マルスズキ・ヒラスズキから青物まで(公式) |
| BKF175 | 175mm/46g | 大型シーバスからマグロのミノーイングまで(公式) |
| BKS140 | 140mm(スローシンキング) | 流れの効いた河川・水深対応 |
K-TEN BKF140のおすすめカラー5選
結論:タックルハウス K-TENのおすすめカラーは「ブルーレッド」「レッドヘッド」「チャートバック」「イワシ」「ゴールドレッド」の5色です。それぞれの使いどころと選び方の根拠を以下で解説します。
K-TENは重心移動システムで飛距離を稼ぐ名作ミノー。長く使われてきたぶんカラーの役割もはっきりしているので、光量と水色で選び分けます。
ブルーレッド|ナイトのコントラスト
青と赤のコントラストで、常夜灯まわりや薄暗い時間帯にシルエットがはっきり出る配色。タックルハウス公式の色名では「ブルー・レッド」です。
| 天候・光量 | 曇り ◎/雨 ◎/晴れ ○ |
|---|---|
| 時間帯 | ナイト ◎/夕マズメ ◎/朝マズメ ○ |
| 潮・水色 | ささ濁り ◎/澄み潮 ◎ |
| ベイト | 小魚全般 |
| こんな時に | 常夜灯まわりのナイト/日没直後/色に迷った夜 |
使い方のコツ:明暗の境目をゆっくり通し、境界線上で一瞬止めます。流れがある場所ではドリフトで見せる時間を長く取ってください。
口コミ要約:「夜の定番」「常夜灯で使いやすい」と、ナイトの一軍として支持されています。
レッドヘッド|迷った時の万能色
赤白のはっきりしたコントラストで、光量がまったく無い場所でもシルエットで存在を伝えられる古典的カラー。初場所や状況が読めない時の1本目として頼れます。
| 天候・光量 | 曇り ◎/雨 ◎/晴れ ○ |
|---|---|
| 時間帯 | ナイト ◎/夕マズメ ◎/日中 ○ |
| 潮・水色 | ささ濁り ◎/強濁り ◎/澄み潮 ○ |
| ベイト | シルエット重視(ベイト不問) |
| こんな時に | 初場所の1本目/照明のないエリア/雨後の濁り |
使い方のコツ:夜はレンジを刻むより、同じレンジをコースを変えて通すほうが効率的です。流れのヨレや払い出しを丁寧に通してください。
口コミ要約:「迷ったらレッドヘッド」「外さない色」と、汎用性の高さが評価されています。
チャートバック|濁りとローライトのアピール
背中のチャートで、濁った水中でも輪郭がはっきり出るアピール枠。雨後や照明のない場所で「まず気づかせる」役割を担います。
| 天候・光量 | 雨 ◎/曇り ◎/晴れ ○ |
|---|---|
| 時間帯 | 夕マズメ ◎/ナイト ◎/日中 ○ |
| 潮・水色 | 強濁り ◎/ささ濁り ◎/澄み潮 △ |
| ベイト | ベイト不明時のアピール |
| こんな時に | 雨後の濁り/照明の少ないエリア/ナチュラル系で反応が無い時 |
使い方のコツ:濁りが強い日はレンジを上げて、水面直下を通します。ストラクチャー際をタイトに引くと反応が集中します。
口コミ要約:「濁ったらチャート」「見つけてもらえる安心感」と、悪条件でのリリーフ役として評価されています。
イワシ|デイの澄み潮で使うナチュラル
イワシ柄のナチュラル系で、ベイトが目視できる澄んだ水にそのまま合わせられるカラー。K-TENの安定した泳ぎと組み合わせて、日中の釣りを組み立てられます。
| 天候・光量 | 晴れ ◎/曇り ○/雨 △ |
|---|---|
| 時間帯 | 日中 ◎/朝マズメ ◎/夕マズメ ○ |
| 潮・水色 | 澄み潮 ◎/ささ濁り ○/強濁り △ |
| ベイト | マイワシ・カタクチ |
| こんな時に | ベイトが見えている時/澄み潮のデイ/人が入った後のポイント |
使い方のコツ:スローリトリーブで、群れの外側や下側を通します。追ってきて食わない時は一瞬止めて間を作ってください。
口コミ要約:「ベイトが見える日に効く」「日中に強い」と、マッチザベイト枠として評価されています。
ゴールドレッド|マズメと薄濁りの反射
金の反射に赤を効かせた配色で、弱い光でもしっかり返すマズメ向けのカラー。イワシで反応が出ない日に金で出ることは珍しくありません。
| 天候・光量 | 薄曇り ◎/曇り ◎/雨 ○ |
|---|---|
| 時間帯 | 朝マズメ ◎/夕マズメ ◎/日中 ○ |
| 潮・水色 | ささ濁り ◎/澄み潮 ○ |
| ベイト | 小魚全般 |
| こんな時に | 朝夕の時合い/薄く濁った日/イワシで反応が薄い時 |
使い方のコツ:イワシと同じコース・同じ速度で通し直して、反射の強さの違いだけを比べると判断が早くなります。
口コミ要約:「マズメの金は効く」「イワシの裏を取れる」と、対の関係として評価されています。
K-TENの種類と型番の読み方(BKF・BKS・BKLM・BKRP)
K-TEN ブルーオーシャンの型番は、どれも「BK」で始まり、数字は全長(mm)です。BKF140なら「浮くタイプの140mm」、BKS140なら「ゆっくり沈むタイプの140mm」という意味になります(タックルハウス公式の製品データより)。
| 記号 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| BKF | ブルーオーシャンのミノーで、浮くタイプ(フローティング) | BKF140 |
| BKS | 同じミノーのゆっくり沈むタイプ(スローシンキング)。150だけは「シンキング」 | BKS140 |
| BKLM | ブルーオーシャンのリップレスミノー | BKLM140 |
| BKRP | ブルーオーシャンのリップルポッパー | BKRP140R3 |
| BK○○SW | シンキングワークス。大きな魚向けに重さを足した沈むタイプ | BK140SW |
| R2・R3 | 作り直した新しい版。R2はBKF175のリニューアル版、R3はリップルポッパー140の3世代目 | BKF175R2 |
| TKLM | チューンドK-TENのリップレスミノー。「12/18」は120mm・18g、「9/11」は90mm・11gと、長さ(cm)と重さ(g)の組み合わせ | TKLM"12/18" |
| K2F・K2S | セカンドジェネレーションの浮くタイプ/ゆっくり沈むタイプ。「T:」の数字は巻いたときの抵抗(テンション)の設定 | K2F142 T:1 |
BKF140のカラー番号一覧(101〜117)
通販の商品名には「BKF140 103」のように番号が入っていることがあり、103はレッドヘッドです。公式のカラーチャートでは101〜117の17色があり、BKF140のJANコード一覧には、この17色すべてと、LTD-9(パールシェル・ボラ)・LTD-10(マットチャート・コノシロ)・LTD-11(ブラックレインボー)・LTD-12(クリアHGチャートヘッド)の4色が載っています。
| 番号 | 公式の色名 | 最安値 |
|---|---|---|
| 101 | ブルー・レッド(この記事の5色) | 検索 |
| 102 | マリンブルー | — |
| 103 | レッドヘッド(この記事の5色) | 検索 |
| 104 | SHレッドヘッド | — |
| 105 | チャートバック(この記事の5色) | 検索 |
| 106 | SH・チャートバック | — |
| 107 | パールレインボー | — |
| 108 | PH・レインボー | — |
| 109 | ピンクバック | 検索 |
| 110 | ゴールドレッド(この記事の5色) | 検索 |
| 111 | イワシ(この記事の5色) | 検索 |
| 112 | イワシ/レッドベリー | — |
| 113 | コノシロ | — |
| 114 | アジ | — |
| 115 | ソウダガツオ | — |
| 116 | アユ | — |
| 117 | ピンクヘッド | — |
この表の「—」は、当サイトの価格データにBKF140としてまだ登録がない色です。売っていないという意味ではありません。
同じ140mmのK-TENの違い(BKF140とBKLM140・リップルポッパーほか)
BKF140はリップ付きの浮くミノー(28g)です。同じ140mm前後のK-TENには、リップレスのBKLM140、ポッパーのBKRP140R3、沈むBK140SW、チューンドK-TENのTKLM140G、セカンドジェネレーションのK2F142があり、モデルごとにタイプや重さ、フックが異なります(いずれも公式の製品データ)。
| モデル | タイプ・重さ | フック/リング | メーカーの説明(要約) | 最安値 |
|---|---|---|---|---|
| BKLM140 | リップレスミノー・浮く/30g・最大潜行深度130cm | ST-46#1/#5 | とてもゆっくり巻いてもラインの張りやさざ波に反応して泳ぎ、速く巻くとスライドアクションをする。表層で使うモデル | 検索 |
| BKRP140R3 | リップルポッパー・浮く/42g | ST-46#1/#5 | 1990年のデビュー作から数えて3世代目。セカンドジェネレーションの内部構造を取り入れたモデル | 検索 |
| BK140SW | シンキングワークス・沈む/51g | ST-56#1/#6 | 大きな魚向けに重さを足したモデル。2025年11月に一部の仕様とカラーを新しくした | 検索 |
| TKLM140G | チューンドK-TENのリップレス・浮く/38g | ST-46#1/#5 | シェル(ボディの樹脂部分)を肉厚にし、泳ぎ出しのアクションを早める全自動の仕組み「K-TEN Gシステム」を積む | 検索 |
| K2F142 T:1 | セカンドジェネレーション・浮く/142mm・26.5g | STX-58#2/#5 | 巻いたときの抵抗を低めにして、1サイズ小さいルアーのように軽く扱える設定 | 検索 |
BKF140と同じフックとリング(ST-46の#1・#5)を使うのは、この表ではBKLM140・BKRP140R3・TKLM140Gです。替えフックをまとめて用意しやすい組み合わせです。また公式は、K2F142のT:2の泳ぐ層を「T:1とBKF140の中間程度」と説明しています。
全カラー・全サイズで最安値を検索
下表の「検索」ボタンを押すと、そのカラー×サイズの最安値検索ページへ移動します。「—」表記は楽天・Yahoo!でその組み合わせの取り扱いが確認できないものです。
K-TEN BKF175
| カラー | 最安値 |
|---|---|
| R2 クリアHG | 検索 |
| R2 ピンクバック | 検索 |
| R2 クリアHG・PKヘッド | 検索 |
| mm SHレッドヘッド | 検索 |
| コノシロブッチャー キャスティングオリジナル | 検索 |
| サンライズコノシロ キャスティングオリジナル | 検索 |
K-TEN ブルーオーシャン
| カラー | 最安値 |
|---|---|
| リップルポッパー 103.レッドヘッド BK | 検索 |
| リップレス BK 117.ピンクヘッド | 検索 |
| リップレス BK 104.SHレッドヘッド | 検索 |
| リップレス BK 103.レッドヘッド | 検索 |
| リップレス BK L クリアHGチャートヘッド | 検索 |
| リップレス BK 105.チャートバック | 検索 |
| リップレス BK 108.PHレインボー | 検索 |
| リップレス BK L ブラックレインボー | 検索 |
| サスペンド BK 103.レッドヘッド | 検索 |
| サスペンド BK L クリアHGチャートヘッド | 検索 |
| サスペンド BK 104.SHレッドヘッド | 検索 |
| mm ピンクバック | 検索 |
| B ゴールドレッド / 可 | 検索 |
| B イワシ / 可 | 検索 |
| リップルポッパー 101.ブルー・レッド BK | 検索 |
| サスペンド BK 111.イワシ | 検索 |
| 在有即配 B フローティング | 検索 |
| リップルポッパー 104.SHレッドヘッド BK | 検索 |
| リップルポッパー 110.ゴールドレッド BK | 検索 |
| リップルポッパー 109.ピンクバック BK | 検索 |
| リップルポッパー 107.パールレインボー BK | 検索 |
| リップルポッパー 108.PH・レインボー BK | 検索 |
| リップルポッパー 113.コノシロ BK | 検索 |
| リップルポッパー 111.イワシ BK | 検索 |
| リップレス BK 111.イワシ | 検索 |
| リップレス BK 113.コノシロ | 検索 |
タックルハウス K-TENの使い方|釣果を伸ばす3つのコツ
ただ巻きが基本、8割はこれで釣れる
K-TENの真骨頂はロールアクションのただ巻きです。ハンドル1秒1回転を基準に、シーバスが追ってこないときだけ速度を変える。アクションで魅せず、泳ぎで見せるのがK-TEN流です。
ドリフトで流れに乗せる
河川や河口では、キャスト後にラインを送って流れに乗せて漂わせるのが効きます。ロッドで操作するのではなく、ラインテンションだけを維持して流れの中で自然に泳がせるイメージです。
ジャークで一発反応を取る
渋い時間帯や日中は、一度だけ強めにジャークを入れてリアクションバイトを狙うのも有効。特に潮止まり前後のタイミングで効果的です。
関連記事: 同じシーバスミノー系ではサイレントアサシンのおすすめカラー5選も参考にしてください。
K-TEN ブルーオーシャンのフックサイズ一覧(BKF140は#1)
BKF140の標準フックはST-46の#1、スプリットリングは#5です(タックルハウス公式の製品データ)。ほかのサイズとシンキング(BKS)の重さは下の表のとおりです。
| サイズ | フック | リング | BKSの重さ(同じ長さのBKFとの差) |
|---|---|---|---|
| 75 | ST-46#8 | #3 | 8g(BKFより1.5g重い) |
| 90 | ST-46#4 | #3 | 13.5g(2.5g重い) |
| 115 | ST-46#2 | #4 | 24.5g(5g重い) |
| 125 | ST-46#4 | #4 | 18g(2g重い) |
| 140 | ST-46#1 | #5 | 35g(7g重い) |
| 150 | ST-56#1 | #6 | 51g(9g重い・型番はBKS150JP) |
| 175 | ST-66#2/0 | H#7 | — |
| 175R2 | 別売 | #6 | — |
フックとリングはBKF・BKS共通です。BKF125はスリムな3フックのモデルで、BKF150はタックルハウス直販のみの製品です。BKSの「—」は、公式のシンキングの製品データにそのサイズが載っていないものです(いずれも公式)。
BKF175R2はフック別売
BKF175R2はフックが付いていない状態で売られていて、リングは#6です。公式は、STX-58の#1/0を付けると58g、#2/0で約61gになると説明しています。また、#6リングのままで浮くのはフック重量4.5g程度までで、それより重いフックでは沈み、汽水域や淡水域ではそれより軽いフックでも沈みやすくなるとしています。
よくある質問(FAQ)
最初の1本はどれを買えばいいですか?
BKF140のレッドヘッドがおすすめです。港湾から河川まで幅広く使え、フローティングでレンジ調整も容易な万能サイズです。
BKF140とBKS140の違いは?
BKFはフローティング、BKSはシンキングです。水深がある場所や流れの効いた河川ではBKSを、表層攻略やバチパターンではBKFを使います。
公式の製品データでは、BKS140はBKF140より7g重く、フックとリングのサイズは同じです(くわしくは上の「フックサイズ一覧」の表)。
BKF140のレンジ(潜行深度)は?
公式はブルーオーシャンのレンジを、シャローからディープまで5段階のうち浅いほうから3つ目の目安で示しています。スリムなBKF125は特に潜行深度を浅めにしたモデルです(公式)。ボトムを狙うルアーではありません。
なお、BKFの公式の製品データには、cm単位の潜行深度の欄はありません(リップレスミノーのBKLMなど、一部のモデルには最大潜行深度の欄があります)。
何年前のカラーでも今使えますか?
色は時期によって入れ替わることがあります。2026年10月時点の公式サイトには、この記事の5色(ブルー・レッド、レッドヘッド、チャートバック、イワシ、ゴールドレッド)が載っています。
まとめ:迷ったらこの1色!
K-TENのカラーに迷ったら、まずはBKF140のレッドヘッドから。レッドヘッドとチャートバックを加えた3本で、デイ・ナイト・濁りまで一通りカバーできます。名作は名作たる所以がある——次のシーバスは、K-TENで手にしてください!
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