結論:スピードサーディンジグ(SSジグ)で最初に揃えるなら、ブルーピンク・アカキン・グローシラス・フラッシュピンク・真メッキの5色です。反射系・アピール系・グロー系をひととおり押さえられる構成になります。
スピードサーディンジグ(SSジグ)とは
一誠(issei)の海太郎シリーズに属するメタルジグです。厚みがあり細身のボディで、空気抵抗が少なく飛距離を出しやすい形状になっています。
SSジグとは、一誠 海太郎の「スピードサーディンジグ」の呼び名です。一誠の情報サイト「イッセイタイムズ」では、通称「SSジグ(エスエスジグ)」として紹介されています。SSはスピードサーディンの略で、漢字では「瞬鰯」と書き、素早く動くイワシという意味とされています。
ウェイトは20g・30g・40g・50g・60gが展開されており、堤防やサーフからのショアジギングでは20〜40gが中心です。同じ海太郎シリーズには、メタルバイブの「ウルメバイブ」もあります。
一誠公式では、スピードサーディンジグを「ネコメタル」をベースにしたキャスティングエディションと紹介しています。肉厚でスリムなボディは小さな力でもよく飛び、引き抵抗が小さいので、水を切り裂くようなキレのある素早いアクションができるとされています。
ネコメタルと同じくリバーシブルデザインで、向きを変えるとアクションの特性を変えられます。フックはオリジナルフックがフロントとリアに1本ずつ、最初から付いています。
| ウェイト | ボディ寸法 | 価格(税別・公式) |
|---|---|---|
| 20g | 69mm | 860円 |
| 30g | 80mm | 900円 |
| 40g | 87mm | 950円 |
| 50g | 95mm | 1,020円 |
| 60g | 100mm | 1,080円 |
出典: 一誠公式 海太郎 スピードサーディン ジグ(ボディ寸法はアイ部分を含まない)
ℹ️ リバーシブルとは(ベースのネコメタルの場合)
- 一誠公式のネコメタルのページでは、上下の向きでトップヘビーとボトムヘビーを使い分けられると説明されています
- トップヘビーはゆっくりヒラヒラ落ち、ボトムヘビーは不規則に素早く落ちる、という違いです
- スピードサーディンジグも「ネコメタルと同様」とされていますが、動きの細かい違いは公式ページの比較図で確かめてください
「スピードサーディン」が付くルアーは3種類
一誠公式の製品一覧で「スピードサーディン」の名前が付くのは、ジグ・ウルメバイブ・サカナサカナスピン ハイスピードチューンの3つです。形も使い方も違うので、買う時は名前の後ろまで確かめてください。
| 製品名 | 種類 | 重さ(公式) | 公式の説明 |
|---|---|---|---|
| スピードサーディン ジグ | メタルジグ | 20〜60g | ネコメタルがベースの、投げて使うジグ(この記事) |
| スピードサーディン ウルメバイブ | メタルバイブ | 20・30・40g | ウルメイワシがモチーフ。背中の3つのアイで、速巻き向けからゆっくり巻き向けまで動きを変えられる |
| スピードサーディン サカナサカナスピン ハイスピードチューン | ブレードジグ | 30・40・50・60g | サワラ・サゴシを主な狙いにした、高速巻き向けの短いブレード |
出典: 一誠公式の各製品ページ
ウルメバイブとの使い分けは海太郎シリーズ比較、サワラ向けのブレードジグ選びはサワラ用ブレードジグ比較で解説しています。
SSジグとネコメタルの違い
SSジグは、同じ重さのネコメタルより4〜7mm長く、細く・厚く、重心が前(トップ)寄りの形です(長さは一誠公式の寸法、形の特徴はイッセイタイムズより)。ネコメタルを、陸から遠くへ投げる釣りに合わせて作り変えたのがSSジグ、という関係です。
| 重さ | ネコメタル | SSジグ | 差 |
|---|---|---|---|
| 20g | 65mm | 69mm | +4mm |
| 30g | 76mm | 80mm | +4mm |
| 40g | 81mm | 87mm | +6mm |
| 50g | 88mm | 95mm | +7mm |
| 60g | 93mm | 100mm | +7mm |
出典: 一誠公式 海太郎 ネコメタル 20g〜60g/スピードサーディン ジグ(ボディ寸法・アイ部分を含まない)
- 向きの入れ替え:どちらもトップヘビーとボトムヘビーの両方で使えます
- 重さの幅:ネコメタルは公式で1.2gから460gまであり、陸からも船からも使えるジグです。SSジグは20〜60gです
- 値段:公式の税別価格は、同じ重さならSSジグのほうが170〜240円安い設定です
一誠は、SSジグの動きがいつも合うとは限らず、日によってはネコメタルの動きのほうが魚に合うこともあると説明しています。決めつけずに、2つを投げ比べる考え方です。ネコメタルの色選びはネコメタル おすすめカラー5選をどうぞ。
スピードサーディンジグ おすすめカラー5選
ブルーピンク|澄み潮の日中に
青とピンクを組み合わせた、青物ジグの定番配色です。ベイトに寄せた青系に、視認性のピンクを加える構成になっています。
晴天で水が澄んでいる日中に扱いやすく、迷った時に最初に結ぶ色として無難です。
アカキン|濁りとローライトに
赤と金の組み合わせは、メタルジグの定番配色のひとつです。ゴールドの反射は濁った水中でも効きやすいとされ、朝夕の光量が落ちる時間帯でも使われます。
雨後や風波で濁った日、シルバー系に反応がない時の持ち替え先になります。
グローシラス|暗い時間帯をカバー
グロー(夜光)とシラス系のナチュラルな配色を組み合わせたカラーです。ベイトに似せつつ、暗さの中でも見つけてもらえるという二面性があります。
夜明け前や日没後、深場を狙う場面で選択肢になります。
フラッシュピンク|朝夕マズメに
ピンクは水中で膨張して見えやすい色とされます。反射を加えることで、光量が中途半端な時間帯でも存在を伝えられます。
朝マズメ・夕マズメの定番として1つ入れておきたい配色です。
真メッキ|強く反射させたい時に
メッキ系は反射が強く出る仕上げです。光量が十分にあり、広く探りたい場面に向きます。
魚が散っていて広範囲に存在を伝えたい時、澄み潮の日中で最も強く働く色です。
光量・水色別の早見表
| 状況 | 選ぶ色 |
|---|---|
| 晴天・澄み潮の日中 | ブルーピンク |
| 濁り潮・朝夕 | アカキン |
| 夜明け前・日没後・深場 | グローシラス |
| 朝夕マズメ | フラッシュピンク |
| 広く探りたい・光量十分 | 真メッキ |
もう1色足すなら
チャート(蛍光黄緑)は濁りに強く、腹側のグローが暗さを補います。濁り+薄暗いという、最も条件の厳しい場面をカバーする6色目です。
公式のカラーは全部で11色です。重さによって、そろっている色が違います。この記事の5色は太字にしています。
| 番号 | カラー | ある重さ(公式) |
|---|---|---|
| #001 | グローシラス | 20〜60g |
| #003 | レインボー | 20〜60g |
| #005 | イワシ | 20〜60g |
| #006 | アカキン | 20〜60g |
| #008 | ブルーピンク | 20〜60g |
| #019 | 真メッキ | 20〜60g |
| #022 | イワシグロー | 20〜60g |
| #054 | チャート/シルバーグローベリー | 20〜60g |
| #056 | フラッシュピンク | 30〜60g(20gは無し) |
| #065 | UV村上シャッドゴールド | 30・40・50g |
| #066 | UVパープルチャートベリー | 30・40・50g |
出典: 一誠公式のカラーチャートとJANコード表
✅ 重さと色の組み合わせに注意
- フラッシュピンクは20gにはありません。20gで朝夕用のピンク系が欲しい時は、ブルーピンクが代わりになります
- UV村上シャッドゴールドとUVパープルチャートベリーは、30g・40g・50gだけの色です
- 30g・40g・50gは11色すべてがそろう、いちばん選択肢の多い重さです
ウェイトの選び方
| 重さ | 主な用途 |
|---|---|
| 20g | ライトショアジギング・小型青物 |
| 30g | 堤防の標準。最も出番が多い |
| 40g | 風が強い・流れが速い・やや深い場所 |
| 50〜60g | 深場・大型狙い |
1本目は30gです。ライトなロッドを使うなら20g、届かない・底が取れないと感じたら40gへ上げてください。
SSジグ(スピードサーディンジグ)の使い方
SSジグは、遠くへ投げて速めに動かし、反応がなければ前後の向きを入れ替えて試すのが基本です。向きは両端の顔で見分けられ、トップヘビーで使う時に前になる顔はキビナゴ、ボトムヘビーで使う時に前になる顔はカマスゴがモチーフです(イッセイタイムズより。顔の作りは釣れ方に関わる部分ではないと説明されています)。
公式の説明から、スピードサーディンジグの特徴を生かす使い方をまとめると次のとおりです。
遠くへ投げる
肉厚&スリムなボディは小さな力でよく飛ぶとされています。まずは沖の潮目やナブラまで届かせます。
速めに動かす
引き抵抗が小さく、キレのある素早いアクションが得意です。ただ巻きや速めのジャークで青物を誘います。
向きを変えて試す
リバーシブルデザインなので、反応がない時は向きを変えてアクションの特性を変えてみます。
ウェイト別に他のメタルジグと比較して選ぶなら、メタルジグの重さ早見表もあわせてどうぞ。
SSジグ(スピードサーディンジグ)の最安値を調べる
SSジグの値段は、下のボタンから重さごとに通販サイトの最安値を比べられます。当サイトの商品データにある重さだけを載せています。
青物ショアジギのタックルも揃えよう
ジグが決まったら、飛距離とパワーを支えるロッド&リール。ライトショアジギングなら3000〜4000番クラスのスピニングと10ft前後のロッドが扱いやすいサイズです。
リール(入門〜本命)
ロッド
青物を持ち帰るクーラーも忘れずに
良型の青物は50cm超も珍しくありません。ブリ・サワラ級を鮮度良く持ち帰るなら、まっすぐ寝かせられる大型クーラーが向いています。断熱グレードを上げれば真夏でも氷が長持ちします。
サイズ選びは トランクマスターHD完全ガイド/クーラーボックスの選び方 をどうぞ。
よくある質問
最初の1色はどれですか?
ブルーピンクです。日中の澄み潮という最も多い条件をカバーできます。
何色そろえれば足りますか?
まず3色(ブルーピンク・アカキン・グロー系)で光量と水色の変化に対応できます。
スピードサーディン ウルメバイブとの違いは?
ウルメバイブはメタルバイブで、巻くだけで振動します。ジグはフォールで見せる要素が大きい点が異なります。用途が違うので、両方持つ選択もあります。
20gと30g、どちらを先に買うべきですか?
30gです。一般的なショアジギングロッドで最も扱いやすく、飛距離も出ます。
SSジグに20gはありますか?
あります。今の一誠公式のラインナップは20g〜60gの5種類で、20gは8色です(フラッシュピンク・UV村上シャッドゴールド・UVパープルチャートベリーの3色は無し)。発売を伝えた2025年4月のイッセイタイムズの記事では、30g・40g・50gの3種類でした。
SSジグの真メッキは何gがありますか?
20g・30g・40g・50g・60gの全部にあります(カラー番号#019)。真メッキの最安値から重さごとに比べられます。
SSジグ(スピードサーディンジグ)のインプレは?
メーカーの一誠は、SSジグの特徴に「飛距離」と「動きのキレ」の2つをあげています。この記事は使った感想ではなく公式の説明で書いています。一誠はその理由を、ネコメタルより細長く厚い形と前寄りの重心にあると説明しています(上の「SSジグとネコメタルの違い」を参照)。
まとめ
スピードサーディンジグはブルーピンクを基準に、濁ったらアカキン、暗くなったらグロー系という組み立てで揃えると迷いません。ウェイトは30gから始めてください。
本記事に掲載している口コミ・レビューは、当サイト運営者が釣り仲間・知人へ独自にヒアリング調査を行った結果に基づくものです。個人の感想であり、全ての方に同様の効果・結果を保証するものではありません。




