シマノ「フィクセル」は、9L〜30Lの釣り用クーラーボックスです。2026年モデルは、断熱の違いでLT・BS・TD・UPの4グレード(12LにはPG、9LにはCFもあり)になり、保冷力はシマノの新しい基準「COOL」で表示されています。この記事では、2026年モデルのグレードと容量の選び方を公式のスペックでまとめ、旧モデルとの違いも紹介します。
フィクセルとは?シリーズ共通の特徴
シマノ公式は、フィクセルを「保冷力・操作性・堅牢性をバランスよく備えた」小型クーラーボックスとしています。容量は9L・12L・17L・22L・30Lの5つです。
- 両面開き・着脱式のフタ: 17L・22L・30Lは左右どちらからも開けられ、フタを外せる(9L・12Lは両面開きではないが、フタの着脱は可能)
- ワンタッチの水抜き栓: 9Lを除く
- 座ることも想定した堅牢ボディ: 大人が腰掛けてもたわみにくい設計
- 抗菌仕様の内部: 抗菌剤「ノバロン」入りの樹脂
- 底の滑り止めゴムと、地熱の影響を受けにくい設計
フィクセル2026年モデルのグレード|LT・BS・TD・UPの違い
グレードの違いは断熱材です。LT(発泡ポリスチレン)→BS(発泡ウレタン)→TD(3面一体型真空パネル)→UP(6面極厚真空パネル)の順に保冷力が上がり、価格も上がります。12Lには5面真空パネルのPG、9Lには底1面真空パネルのCFもあります(シマノ公式)。
| グレード | 断熱 | 容量 | COOL | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|
| LT | 発泡ポリスチレン | 9・12・17・22・30L | 32・45・51・60・70 | 13,500〜24,000円 |
| LT2 | 発泡ポリスチレン(投入口付き) | 22L | 60 | 22,500円 |
| BS | 発泡ウレタン | 9・12・17・22・30L | 45・55・75・80・90 | 17,500〜27,500円 |
| TD | 3面一体型真空パネル+発泡ウレタン | 12・17・22・30L | 60・90・94・115 | 33,000〜44,000円 |
| UP | 6面極厚真空パネル+発泡ウレタン | 17・22・30L | 105・113・140 | 64,000〜73,000円 |
| PG | 5面真空パネル+発泡ウレタン | 12L | 64 | 43,000円 |
| CF | 1面底真空パネル+発泡ウレタン | 9L | 49 | 26,000円 |
出典: シマノ公式 フィクセルのスペック表(2026年10月確認)。COOLは、外気40℃で容量の25%の角氷を入れ、氷が溶けきるまでの時間を計算した値です(シマノ独自のテストによる目安で、保証値ではありません)。9L・12Lの全グレードとLT2 22Lは投入口付きです。
選び方: 同じ容量なら、グレードを上げるほどCOOLの数字(氷が溶けきるまでの計算時間)が伸びます。たとえば17LはLT 51・BS 75・TD 90・UP 105です。釣りをする時間と、途中で氷を買い足せるかどうかで決めてください。
旧モデルとの違い|ライト・ベイシス・リミテッド・ウルトラプレミアム
以前のフィクセルは、ライト・ベイシス・リミテッド・ウルトラプレミアムの名前で売られていました。今のシマノ公式のラインナップは、LT・BS・TD・UP・PG・CFです。
旧モデルの保冷力は「I-CE値」(外気31℃)、2026年モデルは「COOL」(外気40℃)で表示されていて、測り方が違うため数字をそのまま比べられません。お店に旧モデルの在庫がある場合は、下の「旧モデル(在庫がある場合)」の節を参考にしてください。
容量別の選び方|9L〜30L
| 容量 | 用途 | 入る魚 |
|---|---|---|
| 9L | アジング・メバリング | アジ25cm×10尾 |
| 12L | ライトゲーム全般 | アジ・キス・小型回遊魚 |
| 17L | ショア万能・最初の1台 | 40cm級まで+飲み物 |
| 22L | シーバス・青物ショア | 60cm級(曲げれば70cm) |
| 30L | オフショア・泊まり | イナダ・サゴシ数本 |
2026年モデルのおすすめ5選|最安値比較
フィクセル LT 12L|投入口付きの12L
発泡ポリスチレンのLTで、9L・12Lは全グレードに投入口が付きます。12Lのなかでいちばん価格が低いグレードです。
| 容量/自重 | 12L/公式に記載なし |
| 保冷力(COOL) | COOL 45(外気40℃で氷が溶けきるまで約45時間の計算) |
| 本体価格(税別) | 16,000円 |
| 投入口 | あり |
フィクセル BS 17L|発泡ウレタンの17L
発泡ウレタンのBSです。17LのCOOLは、LTの51に対してBSは75です。17L・22L・30Lはフタが両面開きで、取り外せます(公式)。
| 容量/自重 | 17L/3.9kg |
| 保冷力(COOL) | COOL 75(外気40℃で氷が溶けきるまで約75時間の計算) |
| 本体価格(税別) | 23,500円 |
フィクセル TD 22L|3面真空パネルの22L
3面一体型真空パネル+発泡ウレタンのTDです。22LのCOOLは、BSの80に対してTDは94です。
| 容量/自重 | 22L/4.8kg |
| 保冷力(COOL) | COOL 94(外気40℃で氷が溶けきるまで約94時間の計算) |
| 本体価格(税別) | 41,000円 |
フィクセル PG 12L|5面真空パネルの12L
12Lだけにある、5面真空パネル+発泡ウレタンのPGです。12LのなかでいちばんCOOLが高いグレードです(LT 45・BS 55・TD 60・PG 64)。
| 容量/自重 | 12L/公式に記載なし |
| 保冷力(COOL) | COOL 64(外気40℃で氷が溶けきるまで約64時間の計算) |
| 本体価格(税別) | 43,000円 |
| 投入口 | あり |
フィクセル UP 17L|6面極厚真空パネルの17L
6面極厚真空パネル+発泡ウレタンのUPです。17LのなかでいちばんCOOLが高いグレードです。UPは17L・22L・30Lにあり、30LのUPはCOOL 140です。
| 容量/自重 | 17L/公式に記載なし |
| 保冷力(COOL) | COOL 105(外気40℃で氷が溶けきるまで約105時間の計算) |
| 本体価格(税別) | 64,000円 |
旧モデル(在庫がある場合)
ここからは旧モデルです。保冷力は旧基準のI-CE値(外気31℃)で、上の2026年モデルのCOOLとは比べられません。
旧モデル フィクセル ライト 12L
旧モデルのライト 12Lです。2026年モデルの12Lは、上の「フィクセル LT 12L」などを参考にしてください。
| 容量/自重 | 12L/2.5kg |
| 保冷力の目安 | I-CE値30h(外気温31℃で氷が約30時間残る計算) |
| 入る魚の目安※ | 20cm級のアジなら約30匹。内寸長31cmで、30cm級までの魚はまっすぐ入る |
※魚の量はあくまで当サイトの想定です。氷や飲み物のスペース、魚の入れ方によって実際に入る量は変わります。
旧モデル フィクセル ベイシス 17L
旧モデルのベイシス 17Lです。2026年モデルのBS 17Lは発泡ウレタンで、COOL 75です(上の節)。
| 容量/自重 | 17L/3.9kg |
| 保冷力の目安 | I-CE値43h(氷が約43時間残る計算) |
| 入る魚の目安※ | 20cm級のアジなら約40匹。内寸長33cmで、30cm級のサバ・キスまでまっすぐ入る |
※魚の量はあくまで当サイトの想定です。氷や飲み物のスペース、魚の入れ方によって実際に入る量は変わります。
旧モデル フィクセル リミテッド 22L
旧モデルのリミテッド 22Lです。2026年モデルの22Lで真空パネル入りは、TD 22L(3面一体型真空パネル・COOL 94)とUP 22L(6面極厚真空パネル・COOL 113)です。
| 容量/自重 | 22L/4.8kg |
| 保冷力の目安 | I-CE値55h(氷が約55時間残る計算) |
| 入る魚の目安※ | 20cm級のアジなら約55匹。内寸長39cmで、35cm級のカマス・キジハタもまっすぐ入る |
※魚の量はあくまで当サイトの想定です。氷や飲み物のスペース、魚の入れ方によって実際に入る量は変わります。
旧モデル フィクセル リミテッド 12L
旧モデルのリミテッド 12Lです。2026年モデルの12Lで真空パネル入りは、TD 12L(COOL 60)とPG 12L(5面真空パネル・COOL 64)です。
| 容量/自重 | 12L/2.9kg |
| 保冷力の目安 | I-CE値40h(氷が約40時間残る計算) |
| 入る魚の目安※ | 20cm級のアジなら約30匹。内寸長32cmで、30cm級までの魚はまっすぐ入る |
※魚の量はあくまで当サイトの想定です。氷や飲み物のスペース、魚の入れ方によって実際に入る量は変わります。
旧モデル フィクセル ウルトラプレミアム 17L
旧モデルのウルトラプレミアム 17Lです。2026年モデルのUP 17Lは、6面極厚真空パネル+発泡ウレタンでCOOL 105です。
| 容量/自重 | 17L/5.1kg |
| 保冷力の目安 | I-CE値68h(氷が約68時間残る計算) |
| 入る魚の目安※ | 20cm級のアジなら約40匹。内寸長33cmで、30cm級のサバ・キスまでまっすぐ入る |
※魚の量はあくまで当サイトの想定です。氷や飲み物のスペース、魚の入れ方によって実際に入る量は変わります。
全グレード・全容量で最安値を検索
下表の「検索」ボタンを押すと、そのグレード×容量の最安値検索ページへ移動します。「—」はそのグレードに設定がない容量です。
2026年モデル(LT・BS・TD・UP・PG・CF)
旧モデル(ライト・ベイシス・リミテッド・ウルトラプレミアム)
よくある質問(FAQ)
Q1. BSとTDどちらを買うべき?
A. 17Lで比べると、BSはCOOL 75・本体23,500円、TDはCOOL 90・本体39,000円です(税別・公式)。氷を買い足せない長い釣りが多いならTD、日帰り中心ならBS、という選び方ができます。
Q2. ダイワ プロバイザーとの違いは?
A. フィクセルは剛性・座れる堅牢さが強み、プロバイザーは軽さと氷点下パック連携が強み。ランガン派はプロバイザー、堤防・磯でどっしり構える派はフィクセルが好相性です。
Q3. 17Lと22Lで迷ったら?
A. 持ち帰る最大魚が50cm未満なら17L、シーバス・青物で60cm級があり得るなら22L。迷ったら大きい方が後悔しません。
Q4. 旧モデル(ライト・ベイシスなど)と2026年モデルの違いは?
A. 今の公式ラインナップはLT・BS・TD・UP・PG・CFで、保冷力の表示はI-CE値からCOOLに変わりました。I-CEは外気31℃、COOLは外気40℃で測るため、数字をそのまま比べることはできません。
Q5. アイスボックス/ヴァシランドとの違いは?
A. アイスボックスとヴァシランドはシマノのキャンプ・アウトドア向けシリーズで、フィクセルは釣り用です。ただし断熱構成は対応しており、VL=ライト / ST=ベイシス / EL=リミテッド / PRO=ウルトラプレミアムと一致します(旧モデルの名前での対応です)。22Lの内寸はどちらも391×211×250mmで同一。性能が同じで市場価格はフィクセルのほうが安い傾向のため、釣りが主目的ならフィクセルが合理的です。詳しくはシマノ アイスボックス・ヴァシランドは釣りに使えるかで比較しています。
まとめ|フィクセルはこう選ぶ
- 12Lで手頃に: LT 12L(本体16,000円・COOL 45)
- 17Lの発泡ウレタン: BS 17L(本体23,500円・COOL 75)
- 22Lで真空パネル: TD 22L(本体41,000円・COOL 94)
- 12Lで5面真空: PG 12L(本体43,000円・COOL 64)
- いちばん高いCOOL: UP 30L(本体73,000円・COOL 140)
クーラーボックス全体の選び方(容量・断熱・他シリーズ比較)は釣り用クーラーボックス 選び方完全マニュアルをご覧ください。
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