クーラーボックスの保冷力は保冷剤の選び方と置き方で変わります。この記事では、ダイワとロゴスの公式情報をもとに、保冷剤の種類・凍結時間・サイズを整理し、氷×保冷剤の併用テクニックを解説します。
保冷剤の基礎知識|0℃タイプと氷点下タイプ
| タイプ | 凍結温度 | 特徴 | 代表製品 |
|---|---|---|---|
| 0℃タイプ | 0℃前後 | 安価・繰り返し使える一般的な保冷剤 | (この記事のカードにはなし) |
| 氷点下タイプ | -16℃ | ロゴスは一般保冷剤の約8倍の保冷能力(同社実験)、ダイワは0℃グレードの約3.7倍(同社試験)とする | ロゴス 氷点下パックGT/ダイワ CPアイスパック |
| 倍速凍結タイプ | マイナス温度帯 | 凍結時間が約18〜24時間で、従来品の約半分 | ロゴス 倍速凍結 |
クーラーボックスの保冷剤の入れ方|置き方のコツ
- 底に氷点下パック、上に板氷: 冷たい空気は下へ流れるので、上の氷の冷気が庫内を下り、底の保冷剤と上下から挟んで冷やせる
- 魚は保冷剤に直接触れさせない: 氷点下パックは「魚も凍る」保冷力(ロゴス公式)なので、魚は袋に入れてから冷やす
- フタ裏に1枚: 開閉で入る暖気を上からブロック
- 凍結は早めに始める: 氷点下パックGTは36〜48時間、倍速凍結タイプは約18〜24時間、ダイワのCPアイスパックは24時間以上が目安(各社公式)
冷たい空気は下へ流れるので、上に置いた板氷や保冷剤の冷気は庫内を下りていきます。底の保冷剤と上の氷で上下から挟むと、庫内の温度が偏りにくくなります。ダイワのCPアイスパックは、クーラーの底に合わせたサイズで作られています(S=ミニクール850、M=クールラインα1000、L=クールラインα1500にぴったり・ダイワ公式)。
釣り用保冷剤おすすめ5選|ロゴス・ダイワの最安値比較
ダイワ CPアイスパック M|クーラーにジャストフィット
ポイント: ダイワのクーラーに合わせたオリジナルサイズで、Mはクールラインα1000にぴったり(公式)。-16℃グレードのソフトタイプで690g、メーカー希望本体価格は1,080円(税別)です。
ダイワ CPアイスパック L|中型クーラーの底面用
ポイント: Lは36×17cm・910gの細長いサイズで、クールラインα1500にぴったり(公式)。本体1,360円(税別)。長さがあるので、底の長い中型クーラーに敷きやすいサイズです。
ロゴス 氷点下パックGT-16℃ ハード900g|表面温度-16℃のハード
ポイント: 表面温度-16℃タイプのハード900g。ロゴス公式では「魚も凍る」保冷力で、一般的な保冷剤に比べて保冷能力・冷却速度が約8倍(同社実験)とされています。凍結には家庭用冷凍庫で36〜48時間かかります。
ロゴス 氷点下パックGT-16℃ ハード1200g|大型クーラー用
ポイント: 約1.2kg・25.5×19.5×3.5cmの大判で、900gより幅が約3cm、厚みが約1cm大きいサイズです(公式寸法)。30Lを超える大きなクーラーなら、底に2枚並べる使い方ができます。
ロゴス 倍速凍結・氷点下パックM|前日準備で間に合う
ポイント: 凍結時間は約18〜24時間で、従来品の約半分(ロゴス公式・Mサイズどうしの比較)。マイナス温度帯が続く時間も16%長いとされています。約600g・19.6×13.8×2.6cmの小ぶりなサイズです。
| 製品 | 重さ | サイズ(約) | 凍結時間の目安 | 価格(公式) |
|---|---|---|---|---|
| ダイワ CPアイスパック M | 690g | 26×17cm | 24時間以上 | 1,080円(税別) |
| ダイワ CPアイスパック L | 910g | 36×17cm | 24時間以上 | 1,360円(税別) |
| ロゴス 氷点下パックGT ハード900g | 約900g | 25.5×16.4×2.5cm | 36〜48時間 | 1,485円(税込) |
| ロゴス 氷点下パックGT ハード1200g | 約1.2kg | 25.5×19.5×3.5cm | 36〜48時間 | 1,650円(税込) |
| ロゴス 倍速凍結・氷点下パックM | 約600g | 19.6×13.8×2.6cm | 約18〜24時間 | 1,265円(税込) |
出典: ダイワ公式 CPアイスパック/ロゴス公式オンラインショップ(2026年9月28日確認。ダイワはメーカー希望本体価格、ロゴスは公式ショップの通常価格)
同じ「L」でもメーカーで大きさが違います。ダイワのCPアイスパックLは36×17cmと細長く、ロゴスのハード900gは25.5×16.4cmです。手持ちのクーラーの底の内寸を測ってから選ぶと、すき間なく敷けます。
ロゴス氷点下パックの違い|GT・倍速凍結・ソフト
結論:同じ大きさなら、GT-16℃と倍速凍結の違いは「凍らせる時間」と「値段」です。GT-16℃は家庭用冷凍庫で36〜48時間、倍速凍結は約18〜24時間かかり、公式価格は倍速凍結のほうが110〜220円高くなっています(ロゴス公式)。
GT-16℃と倍速凍結の違い(ハードタイプのサイズ別)
ハードタイプは、重さが同じなら大きさもほぼ同じです。900gと1.2kgは、GT-16℃と倍速凍結で寸法がまったく同じなので、クーラーの底に入るかどうかは変わりません。
| 重さ | GT-16℃(36〜48時間) | 倍速凍結(約18〜24時間) |
|---|---|---|
| 約600g | ハード600g 19.5×13.7×2.8cm 1,155円 | M 19.6×13.8×2.6cm 1,265円 |
| 約900g | ハード900g 25.5×16.4×2.5cm 1,485円 | L 25.5×16.4×2.5cm 1,595円 |
| 約1.2kg | ハード1200g 25.5×19.5×3.5cm 1,650円 | XL 25.5×19.5×3.5cm 1,870円 |
釣行の前日に冷凍庫へ入れる人は倍速凍結、2日前から凍らせておける人はGT-16℃、と準備の時間で選ぶと迷いません。
氷点下パックのソフトとハードの違い
ソフトタイプは、冷凍庫のすき間に入れて凍らせやすい形です。ロゴスは「冷凍時に冷凍庫内スペースを確保しやすい」と説明しています。ソフトもGT-16℃と倍速凍結の2種類があり、大きさは同じです。
| ソフトタイプ | 重さ | 大きさ(約) | 価格(公式) |
|---|---|---|---|
| GT-16℃ ソフト550g | 約550g | 13.5×19.5×2.5cm | 935円 |
| 倍速凍結 ソフトM | 約550g | 13.5×19.5×2.5cm | 1,045円 |
| GT-16℃ ソフト900g | 約900g | 19×26×2.5cm | 1,320円 |
| 倍速凍結 ソフトL | 約900g | 19×26×2.5cm | 1,485円 |
コンパクトと超速凍結XLツイン
- 倍速凍結・氷点下パック コンパクト(2個入り):1個約80g・約6.3×6.2×3cm、1,375円。ロゴスは小型クーラー向けのサイズとしていて、「クーラー1Lあたり1個」を使う目安にしています。
- 超速凍結・氷点下パックXLツイン:約600g×2枚(1枚26×19.5×1.5cm)、3,280円。凍結時間は約12〜18時間で、GT-16℃の約3分の1です。2枚を重ねるとXLサイズとして、分けるとM×2個として使えるとメーカーは説明しています。
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ダイワ CPアイスのサイズ|CPアイスパックとの違い
結論:ダイワのCPアイスはSS・S・M・Lの4サイズ、ソフトタイプのCPアイスパックはS・M・Lの3サイズです。どちらも-16℃グレードで、凍らせるときは冷凍庫の温度設定をいちばん強くして24時間以上が目安です(ダイワ公式)。
同じサイズ名で比べると、CPアイスパックのほうが軽くなっています。ダイワはCPアイスパックを「ハードタイプと比較すると軽量で扱いやすい」と説明しています。
| 製品 | 重さ | 大きさ(約) | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|
| CPアイス SS | 約290g | 19.5×5.5×3.5cm | 900円 |
| CPアイス S | 約580g | 22.0×14.0×2.5cm | 1,130円 |
| CPアイス M | 約880g | 24.0×14.5×3.0cm | 1,360円 |
| CPアイス L | 約1280g | 28.5×18.0×3.0cm | 1,700円 |
| CPアイスパック S | 405g | 22×15cm | 900円 |
CPアイスは中身の粘りが少ないタイプで、凍っていないと容器ごしに中身がサラサラ動くのが見えるため、完全に凍ったかどうかを見分けやすいとダイワは説明しています。
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ダイワのクーラーにCPアイスは何枚入る?
ダイワは、クーラーの機種ごとにCPアイスを底へ平らに置いたときの枚数を公開しています。たとえばミニクール850ならSが1枚(Mは縦置きにすれば1枚)、ライトトランクα3200ならSが4枚、MとLが2枚です。
| クーラー | CPアイス S | CPアイス M | CPアイス L |
|---|---|---|---|
| ダイワ 700 | 1枚※ | 1枚※ | 入らない |
| ソフトクール/ソフトクールEX 800 | 1枚 | 入らない | 入らない |
| ソフトクール/ソフトクールEX 1500 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
| ソフトクール/ソフトクールEX 2600 | 2枚 | 2枚 | 2枚 |
| ソフトクール/ソフトクールEX 4500 | 3枚 | 3枚 | 2枚 |
| ミニクール 650 | 1枚 | 入らない | 入らない |
| ミニクール 850 | 1枚 | 1枚※ | 入らない |
| ミニクール 1050 | 1枚 | 1枚 | 1枚※ |
| ミニクール 1250 | 1枚 | 1枚 | 1枚※ |
| クールライン 600 | 1枚 | 入らない | 入らない |
| クールライン 800 | 1枚 | 1枚 | 入らない |
| クールラインα 1000 | 1枚 | 1枚 | 入らない |
| クールラインα 1500 | 1枚 | 1枚 | 1枚※ |
| クールラインα 2000 | 2枚 | 1枚 | 1枚 |
| クールラインα 2500 | 3枚 | 1枚 | 1枚 |
| PV HD 1600 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
| PV HD 2100 | 2枚 | 2枚 | 1枚 |
| PV HD 2700 | 3枚 | 3枚 | 1枚 |
| PV-REX 1600 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
| PV-REX 2200 | 2枚 | 2枚 | 1枚 |
| PV-REX 2800 | 3枚 | 3枚 | 1枚 |
| ライトトランクα 2400 | 3枚 | 1枚 | 1枚 |
| ライトトランクα 3200 | 4枚 | 2枚 | 2枚 |
| シークールキャリー 2500 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
| PVトランクHD 3500 | 3枚 | 3枚 | 1枚 |
クーラー本体のサイズや選び方は、ミニクール・クールライン・ライトトランクα・プロバイザー(PV)の各記事で解説しています。
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クーラーボックスに保冷剤は何個いる?容量別の目安
保冷剤は「クーラーの底面をどれだけ覆えるか」で効き方が変わります。小さすぎると冷気が全体に回らず、氷代わりにはなりません。容量に対して底面をしっかりカバーできる枚数を選ぶのがコツです。
| クーラー容量 | おすすめサイズ・枚数 | ひとこと |
|---|---|---|
| 〜12L(小型・ライトゲーム) | M×1〜2枚 | 氷少量と保冷剤の組み合わせ |
| 15〜24L(中型・日帰り船) | M〜L×2枚 | 底面と側面に分けて配置 |
| 35L〜(大型・青物) | L×2〜3枚+板氷 | 下氷と併用で長時間キープ |
凍結にかかる時間の目安
保冷剤は完全凍結して初めて本来の力を発揮します。前日の夜に仕込むのが基本ですが、製品によって凍結時間が大きく違います。
- ダイワ CPアイスパック:冷凍庫を最強にして24時間以上(ダイワ公式)。釣行の前々日の夜に入れておくと安心。
- ロゴス 倍速凍結タイプ:約18〜24時間(ロゴス公式)。前日の朝までに入れれば間に合う計算。
- ロゴス 氷点下パックGT(ハード900g・1200g):36〜48時間(ロゴス公式)。2日前から凍らせておくのが確実。
✅ しっかり凍らせるコツ(ダイワ・ロゴス公式の注意書きより)
- 冷凍庫の温度設定を最強にする。庫内が-20℃以下にならないと凍らないことがある
- 保冷剤どうしを重ねない。ほかの食品にもくっつけずに離して凍らせる
- 夏は冷凍庫の冷える力が落ちやすいので、早めに入れておく
- ロゴスの氷点下パックは容器が半透明で、凍ると白っぽくなるので見た目で確かめられる
釣りは保冷剤と氷どっち?併用でコスパを上げる
保冷剤だけで魚を持ち帰るのは難しく、氷とのハイブリッドが基本です。底に保冷剤、その上に板氷やペットボトル氷を重ねると、氷の溶けるスピードが落ちて結果的に氷代を節約できます。飲み物は保冷剤側、魚は氷側と分けると鮮度も保てます。
やりがちなNGと対策
- 凍結が甘いまま持ち出す→ 本来の保冷力が出ない。前夜にしっかり凍らせる。
- 魚に直接当てる→ 身が凍って食感が落ちる。魚は袋で包み、保冷剤は底や側面に。
- 1枚を庫内の中央に→ 冷気が偏る。底面を面で覆うように配置する。
こんな人におすすめ
- 氷を買う手間・コストを減らしたい
- ライトゲームや半日釣行で氷ほどの量はいらない
- 大型クーラーの氷持ちをもう一段伸ばしたい
よくある質問(FAQ)
Q1. 保冷剤だけで氷なしはあり?
A. 非推奨。魚体を直接冷やす潮氷(海水+氷)の冷却スピードには勝てません。保冷剤は「氷を長持ちさせる補助」と考えてください。
Q2. 何枚あればいい?
A. 上の「容量別の目安」の表のとおり、クーラーの底面を覆える枚数が目安です。ロゴスのハード900gは25.5×16.4cm、1200gは25.5×19.5cm(公式寸法)なので、クーラーの底の内寸に何枚並ぶかで決めてください。
Q3. 氷点下パックやCPアイスが凍らないのはなぜ?
A. まず確かめたいのは冷凍庫の温度です。ロゴスもダイワも、冷凍庫内が-20℃以下にならないと凍らないことがあると注意書きに書いています。確かめ方は上の「しっかり凍らせるコツ」にまとめています。
Q4. 氷点下パックの寿命は何年?
A. ロゴスは使用期間の目安を5年としています。中身が植物性の素材で、年数とともに変化することがあるため、冷えが落ちたと感じたら買い替えるようすすめています(ロゴス公式)。
まとめ
保冷剤は「底に氷点下タイプ・上に板氷・魚は袋で隔離」が基本の配置。凍結には製品ごとに18〜48時間かかるので、釣行の日から逆算して冷凍庫に入れておきましょう。クーラー本体の選び方は釣り用クーラーボックス 選び方完全マニュアルをご覧ください。
本記事に掲載している口コミ・レビューは、当サイト運営者が釣り仲間・知人へ独自にヒアリング調査を行った結果に基づくものです。個人の感想であり、全ての方に同様の効果・結果を保証するものではありません。

