スーパーライトジギング(SLJ)・タイラバ・近海ジギングで圧倒的な存在感を放つダイワTGベイト(タングステンベイト)。比重の高いタングステン素材で同サイズで一段重いを実現した名作メタルジグです。この記事ではTGベイトの全てを徹底解説します。
TGベイトとは?全10サイズの長さと定価
TGベイトは、ダイワが手がけるタングステン素材のメタルジグで、公式は「タングステン製高比重コンパクトキャスティングジグ」と紹介しています。鉛より約1.7倍重いタングステンを採用することで、同じウェイトでも従来のジグより小さくシルエットを抑え、ベイトフィッシュに近づけた設計が最大の特徴です。
小さくて重いというメリットは、ライトタックルでもしっかり沈められること、潮の影響を受けにくいこと、ベイトサイズに合わせやすいことなど多岐にわたります。スーパーライトジギング(SLJ)の流行とともに人気が爆発し、近海ジギングの定番ルアーとして定着しました。
サイズは30g〜250gの10ウエイト展開(公式)。タイラバの代わり、青物ジギング、太刀魚、根魚、サワラなど、ターゲットを選ばず使える汎用性も人気の理由です。
ℹ️ TGベイトの基本(ダイワ公式)
公式の位置づけは「タングステン製高比重コンパクトキャスティングジグ」。青物のナブラやボイルがあるのに、従来のジグでは大きすぎて食わない、極小のベイトを選んで食べている状況向けのジグとされています。イワシを模した形で、高比重ボディを動かすための左右非対称デザイン。巻くと確実なスイミングアクション、沈めると水平に近い姿勢でスライドします。なお、スーパーライトジギング向けには別製品の「TGベイト SLJ」もあります。
| 重さ | 全長 | 本体価格(税別) | 公式のカラー数 |
|---|---|---|---|
| 30g | 55mm | 1,800円 | 18色 |
| 45g | 64mm | 2,200円 | 18色 |
| 60g | 68mm | 2,700円 | 18色 |
| 80g | 80mm | 3,600円 | 12色 |
| 100g | 87mm | 4,300円 | 12色 |
| 120g | 92mm | 5,100円 | 12色 |
| 150g | 99mm | 5,900円 | 12色 |
| 180g | 105mm | 6,350円 | 12色 |
| 210g | 113mm | 7,200円 | 10色 |
| 250g | 130mm | 8,800円 | 10色 |
出典: ダイワ公式「TGベイト」スペック表(2026年10月7日確認)。どのウエイトも標準装備のフックは「なし」なので、アシストフックなどを別に用意します
TGベイトのスペック・特徴
| カラー | 30g | 40g | 45g | 60g | 75g |
|---|---|---|---|---|---|
| FHグローエッジシルバー | 検索 | – | 検索 | 検索 | – |
| ミラーナチュラルベイト | 検索 | – | 検索 | 検索 | – |
| ピンクグロー | 検索 | – | – | – | – |
| PHブルピン | 検索 | – | 検索 | 検索 | – |
| PHアカキン | 検索 | – | – | 検索 | – |
| CHピンクゴールド | 検索 | – | 検索 | – | – |
| PH紫金グローベリー | 検索 | – | – | – | – |
| PHパールバックゴールド | 検索 | – | 検索 | 検索 | – |
| FPHマイワシ | 検索 | – | – | 検索 | – |
| FPH赤金 | 検索 | – | 検索 | 検索 | – |
| Dハワイアングロー | 検索 | – | 検索 | 検索 | – |
| PHプラズマシラス | – | – | – | – | – |
| PHミラーマイワシ | – | – | – | – | – |
| FHパープルピンク | – | – | – | – | – |
| PHグリーンゴールド | – | – | – | – | – |
TGベイトのサイズ使い分け|何グラムを選ぶ?
結論:SLJ入門は30g、迷ったら45〜60g、中深場・大型青物は80〜100g、水深80m超の本格ジギングは120g以上が基準です。
30g が活きるシーン(SLJ・近海ライト)
最軽量のTGベイト30gは、スーパーライトジギング(SLJ)の主力サイズ。水深20〜40mのライトタックルでも扱いやすく、青物子・サワラ・サバ・タイなど、近海ターゲットを広く狙えます。
45g/60g が活きるシーン(汎用・SLJ標準)
TGベイト45g/60gはSLJの最も人気な汎用サイズ。タイラバの代わりに使うジグタイラバスタイルや、青物中堅サイズ狙いで活躍します。迷ったらこのサイズと言える定番です。
80g/100g が活きるシーン(中深場・大型青物)
TGベイト80g/100gは中深場のライトジギングや、大型青物(ブリ・ヒラマサ)狙いに対応。水深50〜80m前後のフィールドで重宝するサイズです。
120g/150g/180g が活きるシーン(深場・本気青物)
大型サイズの120g/150g/180gは、本格的なオフショアジギング向け。水深80m超の深場や、潮流が強いポイントで本気の青物・ヒラマサを狙うときに使います。
サイズ比較表
| サイズ | 水深目安 | 主なターゲット | 釣り方 |
|---|---|---|---|
| 30g | 〜30m | サワラ・サバ・小型青物 | SLJ |
| 45-60g | 30-50m | 青物・タイ・根魚 | SLJ・タイラバ代用 |
| 80-100g | 50-80m | ブリ・ヒラマサ中堅 | ライトジギング |
| 120-180g | 80m〜 | 大型青物・ヒラマサ | 本格ジギング |
TGベイトのフックサイズは?重さ別アシストフック対応表
結論:TGベイトはどの重さもフックなしで売られています。ダイワ公式のアシストフックでは、30〜80gにSLJ用のS・M・L・LL、80〜180gにライトジギング用の#1〜#4/0が推奨されています。
| TGベイトの重さ | SLJ用 ソルティガアシストSS SLJ | ライトジギング用 ソルティガアシストSS ライトジギング タイプTG |
|---|---|---|
| 30g | S | — |
| 45g | M | — |
| 60g | L | — |
| 80g | LL | #1 |
| 100g | — | #1/0 |
| 120g | — | #2/0 |
| 150g | — | #3/0 |
| 180g | — | #4/0 |
出典: ダイワ公式「ソルティガアシストSS SLJ」の推奨ジグサイズ、「ソルティガアシストSS ライトジギング タイプTG」の推奨ルアー(2026年10月12日確認)。「—」はその製品の表に載っていない組み合わせです。210g・250gに合うサイズは、どちらの表にも載っていません。
「#1」と「1/0」の大きさの読み方は、フックのサイズ表記|番手の読み方で解説しています。
フロントとリアの組み合わせ例
ダイワ公式の装着例は、150gにツイン3/0+リアシングル3/0、120gにツイン2/0+リアツイン2/0です。リアは、キャッチ率が高いツインと、根掛かりを避けやすいシングルの2種類があります(ダイワ公式の説明)。
TGベイトSLJのフックサイズ
TGベイトSLJは最初からフックが付いています。30gはマダイクワセ#9、45gは#10、60gは#11、80gは#13で、前がティンセル付きツイン、後ろがティンセル付きシングルです(ダイワ公式)。
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TGベイトの使い方|釣果を上げる3つのテクニック
ただ巻き(ストレートリトリーブ)
TGベイトの基本はただ巻き。フォール後にゆっくり巻き上げるだけで、ボディが小刻みに揺れて自然にアピールします。タイラバ感覚で使えるシンプルな釣り方です。
ワンピッチジャーク(青物狙い)
青物を狙うときはワンピッチジャークが定番。ロッドのしゃくり1回につきリール1回転で巻き上げ、青物にリアクションバイトを誘発します。
スローピッチ(根魚・タイ狙い)
タイ・根魚を狙うときはスローピッチが効果的。ボトムから2〜3回しゃくり、フォールで食わせる釣り方です。スローフォール中にバイトが集中します。
TGベイトとSLJ・スリムの違い|モデル別の使い分け
結論:フックを自分で選ぶなら無印のTGベイト、フック付きですぐSLJに使うならTGベイトSLJ、シラスやコウナゴなど小さいベイトにはスリム、サワラ・タチウオなど体に食いつく魚には神掛です。
| モデル | 公式の重さ | 本体価格(税別) | フック | 特徴(ダイワ公式の説明より) |
|---|---|---|---|---|
| TGベイト | 30〜250g(10種) | 1,800〜8,800円 | なし | イワシ形で左右非対称。小さいベイトを食べていて、普通のジグでは大きすぎる時に |
| TGベイトSLJ | 30・45・60・80g | 2,250〜4,050円 | 付き | 無印をスーパーライトジギング向けにしたモデル。タイやイサキのジギングにも対応 |
| TGベイトスリムSLJ | 30・45・60・80g | 2,250〜4,050円 | 付き | TGベイトSLJを細身・左右対称にしたタイプ |
| TGベイトスリム | 100・120g | 4,300円・5,100円 | 表に記載なし | 細身で左右対称、重心が前寄り。シラスやコウナゴなど小さいベイトに |
| TGベイト神掛 | 80・100・120g | 3,700〜5,200円 | 表に記載なし | 3つ目のフックアイで、体の真ん中にフックがくる作り。サワラ・タチウオなど体に食いつく魚に |
| TGベイトBLJ | 30・45・60・80・100g | 2,300〜4,800円 | 付き | ブレードが付いたモデル。アシストフックとスイベルも最初から付いている |
| TGベイトタチウオ | 60・80・100・120・150・180g | 2,800〜6,450円 | 表に記載なし | 非対称ボディで、タチウオ向けのカラー |
出典: ダイワ公式の各製品ページ(2026年10月12日確認)。TGベイトスリムは公式ページに載っている重さだけを書いています。「表に記載なし」は公式のスペック表にフックの欄がないものです。
👉 各モデルの最安値:SLJ/スリムSLJ/スリム/神掛/BLJ/タチウオ
タチウオ用ジグ全体の重さの選び方はタチウオジグの選び方、サワラ向けのジグはサワラ用ブレードジグ比較もどうぞ。
TGベイトとTGベイトSLJの違い
違いはフックの有無と重さの幅です(上の表)。全長は30〜60gが同じ(55・64・68mm)で、80gだけ無印が80mm、SLJが78mmと違います。本体価格は、同じ重さならSLJのほうが450円高くなっています(ダイワ公式)。
TGベイトとスリムの使い分け
ベイトの形で分けます。イワシ形で左右非対称なのが無印のTGベイト、細身で左右対称なのがスリムです(上の表)。スリムは重心が前寄りで、ジャークや止めた時に食わせの間ができ、やさしくしゃくると頭をフラフラ振るとダイワは説明しています。無印の動きは、記事の上の「TGベイトの基本」と図のとおりです。
同じ重さで比べると、スリムSLJはTGベイトSLJより15〜20mm長い作りです(60gでTGベイトSLJが68mm、スリムSLJが88mm)。
SLJでタングステンと鉛はどう使い分ける?
同じ重さで小さくしたい時はタングステン、数をそろえたい時は鉛です。ダイワのSLJ用ジグで比べると、タングステンのTGベイトSLJは同じ重さで8〜10mm短く、鉛のCVジグSLJは1個の値段が半分以下です。
| 重さ | TGベイトSLJ(タングステン) | CVジグSLJ(鉛) |
|---|---|---|
| 60g | 68mm・3,150円 | 78mm・1,500円 |
| 80g | 78mm・4,050円 | 86mm・1,650円 |
ダイワ公式のスペック表より(全長・本体価格は税別、2026年10月12日確認)。形が違うジグなので、長さは目安として見てください。
鉛のCVジグSLJは40gで68mmあり、TGベイトSLJの60gと同じ長さです。この2つでは、同じ長さでTGベイトSLJのほうが1.5倍重いことになります。ダイワはTGベイトタチウオの説明で、鉛のジグよりフォールが速く、二枚潮のような時でも底を取りやすいとしています。
小さいベイトに合わせたい時や、二枚潮などで底が取りにくい時はTGベイト。根掛かりでなくしやすい場所では、鉛のジグも混ぜるとジグ代をおさえられます。
タングステンの比重は?60gで比べると
タングステンの比重は約19.3、鉛は約11.3で、タングステンは鉛の約1.7倍です(森北出版「化学辞典」の値。ダイワも「鉛の約1.7倍」と説明しています)。
60gを混じりけのない金属のかたまりで作ると、体積はタングステンが約3.1cm³、鉛が約5.3cm³という計算になります。実際のジグは形が違うので、製品どうしは上の表のように公式の全長で比べるのが確実です。
TGベイトの「アデル」とは?
アデルは、ジグの表面に使うダイワ独自のホログラムの名前です。ダイワは、魚の皮を3D解析し、皮とウロコのきらめきをホログラムで再現したものと説明しています。TGベイトSLJの公式ページでは、カラー名に付く「AF」を「アデルホロ+フラッシュホロ」の略と説明しています。スリムSLJの公式表では、アデルのカラーもほかのカラーと同じ重さ・全長で並んでいて、違うのは表面の仕上げです。
おすすめカラーは専用記事にまとめました
ウェイトを決めたら、次は色です。天候・時間帯・潮の色・ベイト別の使い分けと実績カラーは、TGベイトのおすすめカラー5選で詳しく解説しています。
全カラー・全サイズで最安値を検索
下表の「検索」ボタンを押すと、そのカラー×サイズの最安値検索ページへ移動します。「—」表記は楽天・Yahoo!でその組み合わせの取り扱いが確認できないものです。
| カラー | 30g | 40g | 45g | 60g | 75g |
|---|---|---|---|---|---|
| FHグローエッジシルバー | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | - |
| ミラーナチュラルベイト | 検索 | - | 検索 | 検索 | - |
| ピンクグロー | 検索 | - | - | - | - |
| PHブルピン | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | - |
| PHアカキン | 検索 | 検索 | - | 検索 | - |
| CHピンクゴールド | 検索 | 検索 | 検索 | - | - |
| PH紫金グローベリー | 検索 | - | - | - | - |
TGベイトが活きるシーン・シーズン
- 春:サワラ・タイラバ(30〜60g)
- 夏:青物中堅・サバ・近海SLJ(45〜80g)
- 秋:青物本気・タチウオ(60〜100g)
- 冬:深場ヒラマサ・大型青物(100〜180g)
TGベイトのサイズ別使い分け(詳細)
TGベイトはタングステン製で同じ重さでもシルエットが小さく、よく飛んでよく沈むのが最大の武器。サイズ(重さ)は狙う魚と水深で選びます。
| 重さ | 主な用途 |
|---|---|
| 20〜30g | ライトショアジギ・小型青物・サゴシ |
| 45〜60g | ショアジギの標準・青物全般 |
| 80〜100g | 大型青物・深場・船 |
飛距離が欲しい・小さいベイトに合わせたい時ほどTGベイトの小シルエットが効きます。号数(重さ)の考え方はメタルジグ全般の重さ早見表も参考に。
タックルと使い方
ショアジギ用のML〜Mクラスのロッドに、PE1〜2号+リーダー5〜8号が標準。使い方は「ワンピッチジャーク(1回巻いて1回しゃくる)」が基本で、青物の活性が低い時はフォールで食わせるのが効きます。着底からのフォールと、表層〜中層の早巻きを使い分けて反応を探ります。
TGベイトで何が釣れる?対象魚と時期
ブリ・ハマチ・サゴシ・カンパチなどの青物が主対象。飛距離とフォールの速さでヒラメ・根魚にも有効です。秋の青物シーズンは特に出番が多く、朝マズメの回遊を効率よく狙えます。ショアジギ全般は秋の青物ショアジギング入門も参考に。
青物ショアジギのタックルも揃えよう
ジグが決まったら、飛距離とパワーを支えるロッド&リール。ライトショアジギングなら3000〜4000番クラスのスピニングと10ft前後のロッドが扱いやすいサイズです。
リール(入門〜本命)
ロッド
青物を持ち帰るクーラーも忘れずに
良型の青物は50cm超も珍しくありません。ブリ・サワラ級を鮮度良く持ち帰るなら、まっすぐ寝かせられる大型クーラーが向いています。断熱グレードを上げれば真夏でも氷が長持ちします。
サイズ選びは トランクマスターHD完全ガイド/クーラーボックスの選び方 をどうぞ。
鉛のSLJジグでゆっくり沈めて見せたいときは、ジャッカルのフラッグトラップ リーフ(40・60・80g)のカラーと重さも比べてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. TGベイトは初心者でも使えますか?
A. はい。ただ巻きで釣れる汎用性と、タングステンによる扱いやすさで初心者にもおすすめです。
Q2. 鉛ジグとの違いは?
A. タングステン素材により、同じウェイトでも一回り小さいシルエット。シルエットを抑えながら飛距離・沈下速度を確保できます。
Q3. タイラバの代わりになりますか?
A. はい。ジグタイラバと呼ばれるスタイルでタイラバ代用としても優秀です。タイへの実績も豊富。
Q4. SLJの最初の1個は何g?
A. 30g〜60gが汎用性高くおすすめ。フィールドの水深に応じて選びましょう。
Q5. 最初の3色は?
A. PHパールバックゴールド(万能)FPH赤金(マズメ・濁り)PHケイムラコットンキャンディ(タイ系)の3色推奨。
まとめ|TGベイトはSLJ・近海ジギングの定番
ダイワ TGベイトは、タングステン素材を活かした小さくて重い設計で、SLJ・タイラバ・近海ジギングの定番ルアーとして圧倒的な信頼を得ています。
- 最初の1個:45g PHパールバックゴールド(万能)
- マズメ対策:45g FPH赤金を追加
- タイ・根魚:60g PHケイムラコットンキャンディをプラス
- 大型青物・深場:100〜180gにサイズアップ
近海ジギングを楽しむなら、ぜひ1個持っておきたい名作メタルジグです。
本記事に掲載している口コミ・レビューは、当サイト運営者が釣り仲間・知人へ独自にヒアリング調査を行った結果に基づくものです。個人の感想であり、全ての方に同様の効果・結果を保証するものではありません。

