結論:オカッパリで迷ったら万能の「ピーク」、秋の数釣りは「ダート」、渋い時の食わせは「フォール」、船のティップランは「ボート」。エメラルダスは用途ごとにモデルが分かれているので、選び方はシンプルです。この記事では4モデルの違い・使い分け・号数の目安まで、迷わないように整理します。
エメラルダスは用途で選ぶ4モデル
ダイワのエギ「エメラルダス」は、アクションやフォール姿勢の味付けで複数モデルに分かれています。名前で迷いがちですが、「どんな釣りをするか」で選べば一発です。まずは全体像を表で押さえましょう。
| モデル | キャラクター | 得意な状況 | フィールド | 向く人 |
|---|---|---|---|---|
| ピーク | 公式の現行ページなし(流通在庫) | 風・潮が効く日/まず1本 | オカッパリ | 1本で万能に使いたい |
| ダート | 大きく跳ねるダート・リアクション | 秋の数釣り・新子・高活性 | オカッパリ | アクションで誘いたい |
| フォール | 水平フォールで抱かせる食わせ | 低活性・スレ・晩秋〜冬 | オカッパリ | 間で食わせたい |
| ボート | 重ウェイトでティップラン専用 | 船からの縦の釣り | ボート | ティップランをやる |
ℹ️ ダイワ公式で確認できた現行モデル
公式によると、ダートLCは細身でバランスの取れたボディと磁着式重心移動で、飛距離と「操る極上ダートアクション」を両立したモデル。フォールLC ラトルは、ボリューム感のあるボディで水中のフォール姿勢が安定し、フォールスピードはややスロー気味の設定です。どちらも、ゆっくり沈むTypeSが別にあります。
| 現行モデル(公式) | 号数・重さ | 沈下速度 |
|---|---|---|
| ダートLC | 2.5号11g・3.0号16g・3.5号20g | 5.5/4.0/3.5秒/m |
| ダートLC TypeS(スローシンキング) | 3.0号15g・3.5号19g | 6.0秒/m |
| フォールLC ラトル | 2.0号6.5g・2.5号10g・3.0号14.5g・3.5号21.5g | 6.5/5.5/4.0/3.5秒/m |
| フォールLC ラトル typeS | 2.5号9.5g・3.0号14g・3.5号20.5g | 6.5/6.0/6.0秒/m |
| エメラルダス ボートII(船用) | 2.75号25g・3号25g・3.25号30g・3.5号30g・3号35g(ほか3.5号50g) | — |
出典: ダイワ公式(2026年10月7日確認)。ダートLCには同じ重さのネガードもあります。「ピーク」は公式サイトに現行の製品ページが見当たらず、店頭・通販の在庫が中心です
ピーク|迷ったらこれの万能モデル
2026年10月時点では、ダイワ公式サイトに現行の製品ページが見当たらず、店頭や通販の在庫が中心のモデルです(「低重心」などの設計上の特徴は公式で確認できていません)。オカッパリでまず1本選ぶなら王道で、シャクリのキレとフォールの食わせのバランスが良く、状況を選ばず使えます。エギングを始める人の”最初の一軍”に最適です。
| 得意な状況 | 風・潮が効く日/オールラウンド |
| 活性 | 高〜中活性で安定 |
| おすすめ号数 | 3.0〜3.5号 |
| こんな人に | 1本で秋を通したい・初心者 |
カラーの使い分けはエメラルダス ピーク おすすめカラー5選へ。
ダート|秋の数釣りを制するアクション型
現行の「ダートLC」は、細身でバランスの取れたボディと磁着式重心移動で、飛距離と「操る極上ダートアクション」を両立したモデル(公式)。活性の高い秋の新子アオリイカにリアクションで口を使わせます。とにかく広く探ってたくさん抱かせたい数釣りシーズンの主役。キレのある動きでイカを寄せる力が強く、群れを見つけて連発を狙う釣りに向きます。
| 得意な状況 | 秋の数釣り・新子・高活性 |
| 活性 | 高活性で真価 |
| おすすめ号数 | 2.5〜3.5号 |
| こんな人に | 秋に数を伸ばしたい |
カラーの使い分けはエメラルダス ダート おすすめカラー5選へ。
フォール|渋い時に効く食わせエギ
現行の「フォールLC ラトル」は、ボリューム感のあるボディで水中のフォール姿勢が安定し、フォールスピードはややスロー気味の設定(公式)。「抱かせの間」を作りやすいモデルです。低活性やスレたイカ、水温が下がる時期に強みが出ます。ダートで反応させたイカが抱かない時の”最後の一手”として持っておくと、釣果の底上げになります。
| 得意な状況 | 低活性・スレ・晩秋〜冬 |
| 活性 | 低活性で真価 |
| おすすめ号数 | 3.0〜3.5号 |
| こんな人に | 渋い日に一杯絞り出したい |
カラーの使い分けはエメラルダス フォール おすすめカラー5選へ。
ボート|船のティップラン専用
「ボートII」は25〜35g(深場・早潮用に50gもあり)の重いエギで、縦の釣りに最適化(公式)。船の流しに合わせて水平姿勢をキープし、深場のアオリイカを効率よく狙います。オカッパリ用とは設計が別物なので、船でエギングをするなら迷わずこれ。ティップランの基礎はティップランエギング入門にまとめています。
| 得意な状況 | 船からの縦の釣り |
| 活性 | 不問(レンジ勝負) |
| おすすめ号数 | 3号25gから(公式は2.75〜3.5号・25〜50g) |
| こんな人に | ボートエギングをやる |
カラーの使い分けはエメラルダス ボート おすすめカラー5選へ。
どれを選ぶ?タイプ別の早見
- とりあえず1本・オカッパリ万能 → ピーク
- 秋の数釣り・とにかく数を伸ばす → ダート
- 反応が渋い・スレている・晩秋〜冬 → フォール
- 船(ボートエギング) → ボート
2本目以降は「ピーク+ダート」で高活性〜万能をカバーし、シーズンが進んだら「フォール」を足すのが王道の揃え方です。
号数(サイズ)の考え方
秋の新子は2.5〜3.0号、良型や深場・強風時は3.5号が目安です。同じモデルでも号数で使い分けると対応力が上がります。詳しくはエギのサイズ選びを参考に。
セフィア(シマノ)と迷ったら
ブランドで迷う場合はセフィア vs エメラルダス比較を参考に。基本性能に大きな優劣はなく、握った時のフィーリングや使いたいカラーで選んで問題ありません。カラーの考え方はどちらも共通で、エギのカラー選び完全ガイドにまとめています。
号数と重さの選び方
エメラルダスは同じモデルでも号数で使い分けます。秋の新子は2.5〜3.0号、良型・深場・強風時は3.5号が目安。号数が上がるほど重く沈みが速くなるため、深場や速い潮では大きめ、浅場や渋い時は小さめが基本です。ダートは軽快に動かすため標準〜やや小さめ、フォールは間を長く取るためやや大きめ、と味付けに合わせるのも有効です。詳しくはエギのサイズ選びを参考に。
エメラルダスのカラー傾向
エメラルダスは下地(テープ)×布のバリエーションが豊富で、ダイワならではの塗装品質が魅力です。まず揃えるなら、アピールの金×オレンジ系、ナチュラルの銀×アジ/ブルー系、ナイトの夜光・ケイムラ系の3系統。モデルごとの具体的なおすすめ色は各記事(ダート/ピーク/フォール/ボート)にまとめています。カラーの考え方はエギのカラー選び完全ガイドと共通です。
2本目・3本目の揃え方
1本目にピーク(万能)を選んだら、2本目はダート(数釣り・アピール)で高活性をカバー。3本目にフォール(食わせ)を足すと、高活性から低活性・スレまで一通り対応できます。船もやるなら別枠でボートを用意します。同じモデルを号数違いで増やすより、キャラの違うモデルを1本ずつ揃える方が引き出しが増えて釣果が安定します。
使い方の共通テク
どのモデルも基本は「2〜3回シャクってカーブフォール」。アオリイカはフォール中に抱くので、落とす間を必ず作ります。反応がなければシャクリの回数・強さ、フォールの長さ、そしてカラーを順に変えて正解を探ります。ダートはキレ重視で鋭く、フォールは間を長く、とモデルの個性を活かす操作を意識すると持ち味が出ます。
フィールド別の選び方
エメラルダスはフィールドで選ぶと失敗しません。オカッパリの堤防・港湾なら万能のピーク、秋の数釣り場(新子が多い漁港)ならダート、スレた人気ポイントや晩秋の低活性ならフォール、船(ボートエギング)なら専用のボートを選びます。同じ場所でも状況で持ち替えられるよう、まず2本(ピーク+ダート)から始めるのが定石です。
最初に買うモデルと号数
迷ったらピークの3.0号が最初の1本におすすめ。秋の数釣りには2.5号、良型・深場・強風時には3.5号を足します。号数の考え方はエギのサイズ選びを参考に。カラーはまず金×オレンジ・銀×ナチュラル・夜光の3系統を揃えれば、朝から夜まで対応できます。
エギングのタックルも揃えよう
モデルが決まったら、次はロッドとリール。1本目はエギング専用の入門機から選び、慣れてきたら上位機を検討する、という順番で十分です。目安はロッド8.6ft前後・リール2500〜3000番。
リール(入門〜本命)
ロッド(入門〜本命)
釣ったイカを持ち帰るクーラーも
アオリイカは鮮度が落ちやすいので、小型クーラーで冷やして持ち帰りましょう。歩いて移動するエギングでは、軽いモデルが扱いやすいです。
選び方は ミニクール完全ガイド/クーラーボックスの選び方 へ。
よくある質問(FAQ)
最初の1本はどれがいいですか?
オカッパリなら「ピーク」です。安定した万能モデルで状況を選びません。秋の数釣りに全振りするなら「ダート」もおすすめです。
ダートとフォールはどう使い分けますか?
高活性でアクションに反応する時は「ダート」、渋くて食わせたい時は「フォール」。まずダートで探り、抱かなければフォールに替えるのが基本の流れです。
ピークとダートはどう違いますか?
ピークは安定重視の万能型、ダートは動きの大きいアクション型です。1本目はピーク、数釣りを攻めるならダート、と考えると分かりやすいです。
オカッパリ用をティップランに使えますか?
軽いオカッパリ用は船の流しで姿勢が崩れるため不向きです。船では重量級の「ボート」を使いましょう。
号数は何号から揃える?
秋は3.0号を軸に、状況で2.5号/3.5号を足すのがおすすめです。
まとめ
エメラルダスは「ピーク=万能」「ダート=数釣り」「フォール=食わせ」「ボート=ティップラン」と用途で選べば迷いません。まずはピークかダートから始め、状況に応じて足していきましょう。秋の狙い方は秋イカエギング完全ガイド、エギの色はエギのカラー選び完全ガイドもどうぞ。
本記事に掲載している口コミ・レビューは、当サイト運営者が釣り仲間・知人へ独自にヒアリング調査を行った結果に基づくものです。個人の感想であり、全ての方に同様の効果・結果を保証するものではありません。

